目次
はじめに
この記事で取り上げる映画
出演:Matt Damon, 出演:Adam Driver, 出演:Jodie Comer, 出演:Ben Affleck, 出演:Harriet Walter, 出演:Željko Ivanek, 出演:Marton Csokas, 出演:Alex Lawther, 出演:William Houston, 出演:Oliver Cotton, 出演:Aurélien Lorgnier, 出演:Nathaniel Parker, 出演:Tallulah Haddon, 出演:Bryony Hannah, 出演:Thomas Silberstein, 出演:Adam Goodwin, 出演:Ian Pirie, 出演:Daniel Horn, 出演:Michael McElhatton, 出演:Sam Hazeldine, 出演:Clive Russell, 出演:Julian Firth, 出演:Sylvain Lablée, 出演:Zoé Bruneau, 出演:Chloé Lindau, 出演:Adam Nagaitis, 出演:Elise Caprice, 出演:Fiona Maherault Valinksy, 出演:Tassia Martin, 出演:Camille Mutin, 出演:Caoimhe O'Malley, 出演:John Kavanagh, 出演:Simone Collins, 出演:Clare Dunne, 出演:Christian Erickson, 出演:Alex Blanchard, 出演:Gin Minelli, 出演:Cécilia Steiner, 出演:Serena Kennedy, 出演:Quentin Ogier, 出演:Paul Bandey, 出演:Martin Vaughan Lewis, 出演:Brontis Jodorowsky, 出演:Peter Hudson, 出演:Alexander Pattie, 出演:Dimitri Michelsen, 出演:Stephen Brennan, 出演:Colin David Reese, 出演:Bosco Hogan, 出演:Kyle Hixon, 出演:Florian Hutter, 出演:Sam Chemoul, 出演:Jim Roche, 出演:Martin Gogarty, 出演:Ronan Leonard, 出演:Shane Lynch, 出演:Peter Kirkby, 出演:Kevin McGahern, 出演:Lorris Chevalier, 監督:Ridley Scott, プロデュース:Ridley Scott, プロデュース:Kevin J. Walsh, プロデュース:Jennifer Fox, プロデュース:Nicole Holofcener, プロデュース:Matt Damon, プロデュース:Ben Affleck
¥2,546 (2022/06/26 19:19時点 | Amazon調べ)
ポチップ
https://www.youtube.com/watch?v=4DgQqEqoiZc&t=2s
この映画をガイドにしながら記事を書いていきます
この記事の3つの要点
- 「強姦では妊娠しない」という判断の背景には、「絶頂に達したら妊娠する」という考え方があった
- 「裁判の勝者を決闘で決する」のは、「真実を語る者こそ、神が守る」と考えられていたから
- 「スーツにはネクタイ」「化粧はマナー」など、私たちも不合理な「共同幻想」の中で生きている
ラストの決闘のシーンは圧巻で、映像を観ているだけなのに恐怖を覚えるほどの臨場感だった
自己紹介記事
あわせて読みたい
ルシルナの入り口的記事をまとめました(プロフィールやオススメの記事)
当ブログ「ルシルナ」では、本と映画の感想を書いています。そしてこの記事では、「管理者・犀川後藤のプロフィール」や「オススメの本・映画のまとめ記事」、あるいは「オススメ記事の紹介」などについてまとめました。ブログ内を周遊する参考にして下さい。
あわせて読みたい
【全作品読了・視聴済】私が「読んできた本」「観てきた映画」を色んな切り口で分類しました
この記事では、「今まで私が『読んできた本』『観てきた映画』を様々に分類した記事」を一覧にしてまとめました。私が面白いと感じた作品だけをリストアップしていますので、是非本・映画選びの参考にして下さい。
どんな人間がこの記事を書いているのかは、上の自己紹介記事をご覧ください
記事中の引用は、映画館で取ったメモを参考にしているので、正確なものではありません
「私たちはどんな『幻想』の中で生きているのか?」と改めて考えさせられる、実話を基にした映画『最後の決闘裁判』
あわせて読みたい
【情熱】常識を疑え。人間の”狂気”こそが、想像し得ない偉業を成し遂げるための原動力だ:映画『博士と…
世界最高峰の辞書である『オックスフォード英語大辞典』は、「学位を持たない独学者」と「殺人犯」のタッグが生みだした。出会うはずのない2人の「狂人」が邂逅したことで成し遂げられた偉業と、「狂気」からしか「偉業」が生まれない現実を、映画『博士と狂人』から学ぶ
この映画の舞台は1386年だそうだ。そんな時代の「実話」がどの程度詳細に記録されているものなのか、私にはよく分からない。それはともあれ、映画『最後の決闘裁判』は、現代を生きる我々にも無視できない問いを投げかける作品である。
「強姦では妊娠しない」という「共同幻想」について
人間が生きていくために社会を形成するということは、そこになんらかの「共同幻想」が生まれるということでもある。
あわせて読みたい
【絶望】日本の税金はおかしい、と思う前に。日本の財政は破綻するという主張と通貨のお勉強:『ツーカ…
『ツーカとゼーキン』の著者は、日本の財政再建は不可能だ、と主張する。また、借金の本質から国債の矛盾を指摘し、日銀による国債の爆買という異常事態を説明する。正しく増税してこなかった失策のツケを払わされる我々は、覚悟を決めるしかない。
分かりやすいのは「お金」だろう。電子決済が普及した今でも、私たちは硬貨や紙幣を見て、そこに「価値がある」と感じる。しかし、1万円札にしたところで、その実態はペラペラの紙でしかない。そんなものに「価値がある」理由は、社会を構成する私たちが全員「1万円札には『価値がある』」と感じているからにすぎないのだ。
「お金」は私たちの日常生活にあまりに当たり前に存在するものなので、それが「共同幻想」だということすら私たちは忘れている。これはつまり、「無意識レベルで信じている『共同幻想』が社会にたくさん存在すること」を示唆していると言えるだろう。私たちは、そうと意識せずに「驚くような事柄」を全員で信じ込んでいるのかもしれないのだ。江戸時代以前の、「お歯黒の女性は美人」のように。
そして、大昔のフランスを舞台に描かれるこの映画は、「社会通念があまりに異なる時代」を描き出すことによって、「人々が信じる『共同幻想』の違い」を如実に見せつける作品なのである。
あわせて読みたい
【悲劇】アメリカの暗黒の歴史である奴隷制度の現実を、元奴隷の黒人女性自ら赤裸々に語る衝撃:『ある…
生まれながらに「奴隷」だった黒人女性が、多くの人の協力を得て自由を手にし、後に「奴隷制度」について書いたのが『ある奴隷少女に起こった出来事』。長らく「白人が書いた小説」と思われていたが、事実だと証明され、欧米で大ベストセラーとなった古典作品が示す「奴隷制度の残酷さ」
例えば、裁判シーンである人物が、こんな主張をする。
強姦では妊娠しない。
これは科学的事実だ。
この発言の背景を説明しながら、当時の「共同幻想」について書いていこう。
映画『最後の決闘裁判』には、主人公が3人いる。騎士のカルージュ、カルージュの親友であり従騎士であるル・グリ、そしてカルージュの妻マルグリットだ。物語では、マルグリットがル・グリに強姦されたと訴え、カルージュがル・グリを訴えるという展開となる。
あわせて読みたい
【危機】教員のセクハラは何故無くならない?資質だけではない、学校の構造的な問題も指摘する:『スク…
『スクールセクハラ なぜ教師のわいせつ犯罪は繰り返されるのか』では、自分が生徒に対して「権力」を持っているとは想像していなかったという教師が登場する。そしてこの「無自覚」は、学校以外の場でも起こりうる。特に男性は、読んで自分の振る舞いを見直すべきだ
さて、マルグリットはこの時点で、カルージュと結婚して5年が経過していた。しかし子どもには恵まれない。マルグリットは医師に相談をするのだが、そこで彼女はこんなことを聞かれる。
夫との行為に絶頂を感じるか?
この場面から、この時代の「科学的事実」として、「性行為の際に、女性が絶頂に達することで妊娠に至る」という「共同幻想」が存在したことが分かる。
そしてだからこそ、「強姦では妊娠しない」という主張が成立してしまう。強姦で絶頂を感じることはあり得ないのだから、当然妊娠などするはずがない、というわけだ。
この場面が映画の中で一番驚かされたし、興味深いと感じたポイントだった。「興味深い」と感じたのは、「何故そのような『共同幻想』が生まれたのだろうか?」と考えさせられたからである。
あわせて読みたい
【感想】是枝裕和映画『ベイビー・ブローカー』は、「赤ちゃんポスト」を起点に「正義とは何か」を描く
韓国に多数存在するという「赤ちゃんポスト」を題材にした是枝裕和監督映画『ベイビー・ブローカー』は、「正義とは何か」を問いかける。「中絶はOKで、捨てるのはNG」という判断は不合理だし、「最も弱い関係者が救われる」ことが「正義」だと私は思う
映画の中でそうと語られるわけではないが、観客は恐らく「妊娠に至らなかった原因は夫カルージュの方にある」と感じるはずだ。現代の理屈で考えれば、それしか考えられない。しかし当時は、「男性のせいで妊娠できない」などという考えは受け入れ難かっただろう。当時の常識では、妻のマルグリットは「夫の所有物」という扱いだった。だから「強姦」という事実に対しても、マルグリット本人が訴えを起こせるのではなく、「『妻という財産』に『損害』を被った夫カルージュ」が裁判を起こさなければならないのだ。それぐらい女性の立場が今と比べて圧倒的に低かった時代であり、そんな世の中で「男性のせいで妊娠できない」などという考えが通るはずがないだろう。
しかし、「女性が妊娠しない理由」には何か理屈をつけなければならない。そこで、「女性が絶頂に達していないから」という、女性に責任を押し付ける考えが生まれたのだと私は感じた。そしてその理屈が「強姦では妊娠しない」という考え方にも転嫁されることとなり、マルグリットのような境遇が生まれてしまったというわけだ。
また、この映画の主テーマである「決闘裁判」も、「共同幻想」そのものであると言える。
あわせて読みたい
【感想】殺人事件が決定打となった「GUCCI家の崩壊」の実話を描く映画『ハウス・オブ・グッチ』の衝撃
GUCCI創業家一族の1人が射殺された衝撃の実話を基にした映画『ハウス・オブ・グッチ』。既に創業家一族は誰一人関わっていないという世界的ブランドGUCCIに一体何が起こったのか? アダム・ドライバー、レディー・ガガの演技も見事なリドリー・スコット監督作
「決闘裁判」というのは、「決闘の勝敗で裁判の決着をつける」というシステムだ。こう説明をしても意味不明でしかないが、かつてはこのような理屈がまかり通っていた。
カルージュとル・グリが決闘で勝敗を決める裁判は、もちろん、先に説明した「ル・グリの行いは強姦だったか否か」である。つまり、「カルージュが勝てばル・グリは強姦を行ったと裁定され、ル・グリが勝てば彼は強姦をしなかったと裁定される」というわけだ。
意味不明の極みだろう。現在の視点からすれば、当然そういう感想になる。
しかし、当時この考えは正しいものとして受け取られていた。何故なら、「真実を語る者こそ、神が守る」という考え方が存在していたからだ。「闘って負けた者は、神に守られなかった。つまりそれこそ嘘をついていたという証だ」という理屈である。
あわせて読みたい
【誤り】「信じたいものを信じる」のは正しい?映画『星の子』から「信じること」の難しさを考える
どんな病気も治す「奇跡の水」の存在を私は信じないが、しかし何故「信じない」と言えるのか?「奇跡の水を信じる人」を軽々に非難すべきではないと私は考えているが、それは何故か?映画『星の子』から、「何かを信じること」の難しさについて知る
ある場面でカルージュは、
国王に上訴するのではない。神に上訴するのだ。
と発言していた。彼は、「人間による裁定」がではなく「神による裁定」を望むのである。「真実を語る者こそ、神が守る」という考え方が「共同幻想」として行き渡っており、決闘による裁定を皆が受け入れるからこそ、「決闘裁判」は成立するというわけだ。
現代の視点からすればあまりにバカバカしい話である。しかし、本当にそんな風にあっさりと切り捨てていいものだろうか?
意識していないだけで、私たちも「”おかしな”共同幻想」の中で生きている
あわせて読みたい
【家族】映画『そして父になる』が問う「子どもの親である」、そして「親の子どもである」の意味とは?
「血の繋がり」だけが家族なのか?「将来の幸せ」を与えることが子育てなのか?実際に起こった「赤ちゃんの取り違え事件」に着想を得て、苦悩する家族を是枝裕和が描く映画『そして父になる』から、「家族とは何か?」「子育てや幸せとどう向き合うべきか?」を考える
私たちもきっと、別の時代の人から見れば「は?」と感じるような「共同幻想」の中に生きていると思う。
例えば、ネクタイなんかはまさにそうだろう。「男性の正しい服装」に必要とされているが、ネクタイほど「機能」を有しない服飾品もなかなか存在しないように思う。私は普段スーツを着るような仕事をしていないので実感する機会は多くないが、やはり冠婚葬祭などでスーツを着る際には、「このネクタイってやつは一体なんなんだ?」と感じてしまう。
ファッションアイテムとして好みで着用が決められるのであればともかく、ネクタイは基本的に「しなければならないもの」という認識になっているはずだ。これは恐らく、別の時代の人が見たら理解できない「共同幻想」だろうと思う。
女性の「化粧」も似たような点があるだろう。もちろん、自ら望んで化粧をしている人もいるだろうが、一方で、「社会人たるもの、女性は最低限化粧をすべきだ」みたいな意見も世の中には存在する。何故か「女性の化粧」だけは「マナー」のような形で存在しているのだ。これもよく分からない「共同幻想」と言っていいだろう。
あわせて読みたい
【無知】映画『生理ちゃん』で理解した気になってはいけないが、男(私)にも苦労が伝わるコメディだ
男である私にはどうしても理解が及ばない領域ではあるが、女友達から「生理」の話を聞く機会があったり、映画『生理ちゃん』で視覚的に「生理」の辛さが示されることで、ちょっとは分かったつもりになっている。しかし男が「生理」を理解するのはやっぱり難しい
私たちも、このような「共同幻想」の中で生きている。それらに違和感を抱きつつも、「スーツ着用時にネクタイを締めない」「会社にすっぴんで行く」という選択をなかなか取ることはできない。であれば、「強姦では妊娠しない」「決闘の勝者の主張が正しい」という判断を、決して笑うことなどできないはずだ。
江戸時代、日本の銭湯は混浴だったという。それを聞いて私たちは「えっ?」と驚くはずだ。同じようなことを、私たちもしているかもしれない。500年、1000年先の未来人が、「2000年代初頭にはこんな『共同幻想』が存在していたらしい」と聞いて、驚愕しているかもしれないというわけだ。
このような「共同幻想」は社会の隅々まで広がっているし、あまりに日常に溶け込んでいるので、「当たり前」だという感覚を取り除くのは難しい。しかし一方で、私たちが何かを「正しい」「間違っている」と判断する際には、「そのような不安定な土台しか有しない『共同幻想』を大前提にしているかもしれない」と意識することも重要だと感じる。
「女性が絶頂に達するから妊娠する」という誤った「共同幻想」を基に判断していると、「強姦では妊娠しない」という誤った結論が導かれてしまう。私たちも、同じ過ちを日常の中で繰り返している可能性に、気づこうとしなければならない。
あわせて読みたい
【あらすじ】映画『流浪の月』を観て感じた、「『見て分かること』にしか反応できない世界」への気持ち悪さ
私は「見て分かること」に”しか”反応できない世界に日々苛立ちを覚えている。そういう社会だからこそ、映画『流浪の月』で描かれる文と更紗の関係も「気持ち悪い」と断罪されるのだ。私はむしろ、どうしようもなく文と更紗の関係を「羨ましい」と感じてしまう。
そんな意識を抱かせてくれる映画でもあると私は感じた。
映画『最後の決闘裁判』の内容紹介
映画のラストでは、決闘裁判が行われる。1386年12月29日に行われた、フランスで法的に認められた最後の決闘裁判だ。そして、その裁判に行き着くまでの3人の物語が、3人の視点それぞれで展開されていく。言葉で説明するとややこしくなるが、決闘裁判直前までの流れが「カルージュ視点」で描かれた後、同じ物語が「ル・グリ視点」「マルグリット視点」でも改めて展開される、という構成になっているのである。
あわせて読みたい
【驚愕】日本の司法は終わってる。「中世レベル」で「無罪判決が多いと出世に不利」な腐った現実:『裁…
三権分立の一翼を担う裁判所のことを、私たちはよく知らない。元エリート裁判官・瀬木比呂志と事件記者・清水潔の対談本『裁判所の正体』をベースに、「裁判所による統制」と「権力との癒着」について書く。「中世レベル」とさえ言われる日本の司法制度の現実は、「裁判になんか関わることない」という人も無視できないはずだ
ここでは、カルージュ視点の物語に触れることにしよう。
カルージュとル・グリは親友で、戦場で共に闘う戦友でもある。しかし、ベルム城塞の城主である父の代替わりを待つしかないカルージュとは違い、ル・グリは領主であるピエール伯に重用される存在であり、従騎士の身分でありながら重要な役割を任されていた。
カルージュは、国王を裏切ったことで知られているティボヴィルの娘マルグリットを妻に迎え入れることに決める。その持参金の一部として、オヌー・ル・フォコンと名付けられた土地を含む一帯をカルージュが譲り受けるはずだったのだが、何故かその土地はル・グリの所有と決まってしまった。納得のいかないカルージュは、ピエール伯を訴える決断をする。しかしその行動はピエール伯の逆鱗に触れてしまい、思いもよらなかった報復を受けることになってしまった。
他にも様々な事情があり、カルージュとル・グリは、「かつて親友だった」と表現するしかないような関係へと変わっていってしまう。
あわせて読みたい
【衝撃】これが実話とは。映画『ウーマン・トーキング』が描く、性被害を受けた女性たちの凄まじい決断
映画『ウーマン・トーキング』の驚くべき点は、実話を基にしているという点だ。しかもその事件が起こったのは2000年代に入ってから。とある宗教コミュニティ内で起こった連続レイプ事件を機に村の女性たちがある決断を下す物語であり、そこに至るまでの「ある種異様な話し合い」が丁寧に描かれていく
カルージュにとっては屈辱的だった出来事から1年が経ち、久々にル・グリと再会する機会が巡ってきた。彼は妻マルグリットと共にる・グリ招待を受けることに決める。そしてその後、遠征に出るカルージュはしばらく城を留守にした。戻ってきた彼は、妻から驚くべき告白を受ける。
ル・グリに強姦された、と。
カルージュは考える。ル・グリはピエール伯の寵愛を受けており、普通に裁判に訴えても恐らく勝ち目はない。国王に訴えたとて同じことだろう。そこでカルージュは、「決闘裁判」に打って出る決意をし、準備を進める。
「決闘裁判」について詳しく知らなかったマルグリットは、裁判の過程で初めて、「カルージュがもしも決闘で負ければ、『マルグリットが偽証をした』と確定し、生きたまま火炙りにされる」という事実を知った。既に事態は動き始めている。夫が決闘で勝つことを祈るしかない……。
あわせて読みたい
【実話】ポートアーサー銃乱射事件を扱う映画『ニトラム』が示す、犯罪への傾倒に抗えない人生の不条理
オーストラリアで実際に起こった銃乱射事件の犯人の生い立ちを描く映画『ニトラム/NITRAM』は、「頼むから何も起こらないでくれ」と願ってしまうほどの異様な不穏さに満ちている。「社会に順応できない人間」を社会がどう受け入れるべきかについて改めて考えさせる作品だ
映画『最後の決闘裁判』の感想
映画『最後の決闘裁判』の特徴は、内容紹介の中でも少し触れたが、「同じ物語を、3人の視点で描き直す」という点にあると言っていいだろう。ただし、この構成が、この物語を描き出すに当たってベストな選択だったのか、私にはなんとも言い難い。3視点で描き分けられることによる驚きや発見が、思ったほどは多くなかったからだ。そして当然だが、同じ物語を3度描くのだから、その分物語は長くなっていく。映画がつまらなかったというわけではまったくないのだが、違う構成でも良かったのではないかと私は感じた。
圧巻だったのは、映画のラストで描かれる決闘のシーンだ。ただ映像を観ているだけなのに、恐怖を感じるぐらいの臨場感だった。肉弾戦としか言いようのない、肉体と肉体のぶつかり合いがもたらす緊迫感が、とにかく圧巻だ。
役者に詳しくない私でも知っているぐらい有名な俳優が、見事な演技を見せてくれる作品であり、全体的に素晴らしかったと思う。
あわせて読みたい
【衝撃】壮絶な戦争映画。最愛の娘を「産んで後悔している」と呟く母らは、正義のために戦場に留まる:…
こんな映画、二度と存在し得ないのではないかと感じるほど衝撃を受けた『娘は戦場で生まれた』。母であり革命家でもあるジャーナリストは、爆撃の続くシリアの街を記録し続け、同じ街で娘を産み育てた。「知らなかった」で済ませていい現実じゃない。
出演:Matt Damon, 出演:Adam Driver, 出演:Jodie Comer, 出演:Ben Affleck, 出演:Harriet Walter, 出演:Željko Ivanek, 出演:Marton Csokas, 出演:Alex Lawther, 出演:William Houston, 出演:Oliver Cotton, 出演:Aurélien Lorgnier, 出演:Nathaniel Parker, 出演:Tallulah Haddon, 出演:Bryony Hannah, 出演:Thomas Silberstein, 出演:Adam Goodwin, 出演:Ian Pirie, 出演:Daniel Horn, 出演:Michael McElhatton, 出演:Sam Hazeldine, 出演:Clive Russell, 出演:Julian Firth, 出演:Sylvain Lablée, 出演:Zoé Bruneau, 出演:Chloé Lindau, 出演:Adam Nagaitis, 出演:Elise Caprice, 出演:Fiona Maherault Valinksy, 出演:Tassia Martin, 出演:Camille Mutin, 出演:Caoimhe O'Malley, 出演:John Kavanagh, 出演:Simone Collins, 出演:Clare Dunne, 出演:Christian Erickson, 出演:Alex Blanchard, 出演:Gin Minelli, 出演:Cécilia Steiner, 出演:Serena Kennedy, 出演:Quentin Ogier, 出演:Paul Bandey, 出演:Martin Vaughan Lewis, 出演:Brontis Jodorowsky, 出演:Peter Hudson, 出演:Alexander Pattie, 出演:Dimitri Michelsen, 出演:Stephen Brennan, 出演:Colin David Reese, 出演:Bosco Hogan, 出演:Kyle Hixon, 出演:Florian Hutter, 出演:Sam Chemoul, 出演:Jim Roche, 出演:Martin Gogarty, 出演:Ronan Leonard, 出演:Shane Lynch, 出演:Peter Kirkby, 出演:Kevin McGahern, 出演:Lorris Chevalier, 監督:Ridley Scott, プロデュース:Ridley Scott, プロデュース:Kevin J. Walsh, プロデュース:Jennifer Fox, プロデュース:Nicole Holofcener, プロデュース:Matt Damon, プロデュース:Ben Affleck
¥2,546 (2022/06/26 19:22時点 | Amazon調べ)
ポチップ
あわせて読みたい
【全作品視聴済】私が観てきた映画(フィクション)を色んな切り口で分類しました
この記事では、「今まで私が観てきた映画(フィクション)を様々に分類した記事」を一覧にしてまとめました。私が面白いと感じた作品だけをリストアップしていますので、是非映画選びの参考にして下さい。
最後に
あわせて読みたい
【狂気】映画『ニューオーダー』の衝撃。法という秩序を混沌で駆逐する”悪”に圧倒されっ放しの86分
映画『ニューオーダー』は、理解不能でノンストップな展開に誘われる問題作だ。「貧富の差」や「法の支配」など「現実に存在する秩序」がひっくり返され、対極に振り切った「新秩序」に乗っ取られた世界をリアルに描き出すことで、私たちが今進んでいる道筋に警鐘を鳴らす作品になっている
現代の視点から見るとやはり、女性であるマルグリットの立場があまりにも弱すぎるのが印象的だった。ある場面での、カルージュの母(マルグリットの義母)がマルグリットに味方してくれない描写などはまさに、女性同士が共闘できない困難さが滲み出ていたと思う。もちろん、女性同士が共闘できない現実は現代にも様々な場面で存在するわけだが、女性の権利が今よりも圧倒的に認められていなかった時代の厳しさを改めて思い知らされた気がした。
次にオススメの記事
あわせて読みたい
【人権】フランスの民主主義は死んではいないか?映画『暴力をめぐる対話』が問う「権力の行使」の是非
映画『暴力をめぐる対話』は、「『黄色いベスト運動』のデモの映像を観ながら『警察による暴力』について討論を行う者たちを映し出す映画」である。「デモの映像」と「討論の様子」だけというシンプル過ぎる作品で、その上内容はかなり高度でついていくのが難しいのだが、「民主主義とは何か?」について考えさせる、実に有意義なやり取りだなと思う
あわせて読みたい
【権力】コンクラーベをリアルに描く映画『教皇選挙』は、ミステリ的にも秀逸で面白い超社会派物語(監…
映画『教皇選挙』は、「カトリックの教皇を選ぶコンクラーベ」という、一般的な日本人にはまず馴染みのないテーマながら劇場が満員になるほどで、まずそのことに驚かされた。本質的には「権力争い」なのだが、そこに「神に仕える者」という宗教ならではの要素が組み込まれることによって特異で狂気的な状況が生み出されている
あわせて読みたい
【壮絶】アウシュヴィッツで”人体実験の神メンゲレ”から生き残り、ホロコーストから生還した男の人生:…
映画『メンゲレと私』は、タイトルと内容がそぐわないものの、とても興味深い作品だった。44ヶ月間の収容所生活を生き延び、ホロコーストから生還したダニエル・ハノッホが、少年とは思えない「思考力」を武器に、最低最悪な状況を生き延びた経験をカメラの前で語る。あまりにも壮絶な、信じがたい現実である
あわせて読みたい
【感想】関東大震災前後を描く映画『福田村事件』(森達也)は、社会が孕む「思考停止」と「差別問題」…
森達也監督初の劇映画である『福田村事件』は、100年前の関東大震災直後に起こった「デマを起点とする悲劇」が扱われる作品だ。しかし、そんな作品全体が伝えるメッセージは、「100年前よりも現代の方がよりヤバい」だと私は感じた。SNS時代だからこそ意識すべき問題の詰まった、挑発的な作品である
あわせて読みたい
【感想】映画『正欲』に超共感。多様性の時代でさえどこに行っても馴染めない者たちの業苦を抉る(出演…
映画『正欲』は、私には共感しかない作品だ。特に、新垣結衣演じる桐生夏月と磯村勇斗演じる佐々木佳道が抱える葛藤や息苦しさは私の内側にあるものと同じで、その描かれ方に圧倒されてしまった。「『多様性』には『理解』も『受け入れ』も不要で、単に否定しなければ十分」なのだと改めて思う
あわせて読みたい
【狂気】映画『ニューオーダー』の衝撃。法という秩序を混沌で駆逐する”悪”に圧倒されっ放しの86分
映画『ニューオーダー』は、理解不能でノンストップな展開に誘われる問題作だ。「貧富の差」や「法の支配」など「現実に存在する秩序」がひっくり返され、対極に振り切った「新秩序」に乗っ取られた世界をリアルに描き出すことで、私たちが今進んでいる道筋に警鐘を鳴らす作品になっている
あわせて読みたい
【狂気?】オウム真理教を内部から映す映画『A』(森達也監督)は、ドキュメンタリー映画史に残る衝撃作だ
ドキュメンタリー映画の傑作『A』(森達也)をようやく観られた。「オウム真理教は絶対悪だ」というメディアの報道が凄まじい中、オウム真理教をその内部からフラットに映し出した特異な作品は、公開当時は特に凄まじい衝撃をもたらしただろう。私たちの「当たり前」が解体されていく斬新な一作
あわせて読みたい
【衝撃】これが実話とは。映画『ウーマン・トーキング』が描く、性被害を受けた女性たちの凄まじい決断
映画『ウーマン・トーキング』の驚くべき点は、実話を基にしているという点だ。しかもその事件が起こったのは2000年代に入ってから。とある宗教コミュニティ内で起こった連続レイプ事件を機に村の女性たちがある決断を下す物語であり、そこに至るまでの「ある種異様な話し合い」が丁寧に描かれていく
あわせて読みたい
【あらすじ】アリ・アスター監督映画『ミッドサマー』は、気持ち悪さと怖さが詰まった超狂ホラーだった
「夏至の日に映画館で上映する」という企画でようやく観ることが叶った映画『ミッドサマー』は、「私がなんとなく想像していたのとはまるで異なる『ヤバさ』」に溢れる作品だった。いい知れぬ「狂気」が随所で描かれるが、同時に、「ある意味で合理的と言えなくもない」と感じさせられる怖さもある
あわせて読みたい
【おすすめ】江戸川乱歩賞受賞作、佐藤究『QJKJQ』は、新人のデビュー作とは思えない超ド級の小説だ
江戸川乱歩賞を受賞した佐藤究デビュー作『QJKJQ』はとんでもない衝撃作だ。とても新人作家の作品とは思えない超ド級の物語に、とにかく圧倒されてしまう。「社会は『幻想』を共有することで成り立っている」という、普段なかなか意識しない事実を巧みにちらつかせた、魔術のような作品
あわせて読みたい
【悲劇】アメリカの暗黒の歴史である奴隷制度の現実を、元奴隷の黒人女性自ら赤裸々に語る衝撃:『ある…
生まれながらに「奴隷」だった黒人女性が、多くの人の協力を得て自由を手にし、後に「奴隷制度」について書いたのが『ある奴隷少女に起こった出来事』。長らく「白人が書いた小説」と思われていたが、事実だと証明され、欧米で大ベストセラーとなった古典作品が示す「奴隷制度の残酷さ」
あわせて読みたい
【狂気】”友好”のために北朝鮮入りした監督が撮った映画『ザ・レッド・チャペル』が映す平壌の衝撃
倫理的な葛藤を物ともせず、好奇心だけで突き進んでいくドキュメンタリー監督マッツ・ブリュガーが北朝鮮から「出禁」を食らう結果となった『ザ・レッド・チャペル』は、「友好」を表看板に北朝鮮に潜入し、その「日常」と「非日常」を映し出した衝撃作
あわせて読みたい
【衝撃】NHKがアマゾン奥地の先住民ヤノマミ族に長期密着。剥き出しの生と死、文明との共存の難しさ
NHKのディレクターでありノンフィクション作家でもある国分拓が、アマゾン奥地に住む先住民ヤノマミ族の集落で150日間の長期密着を行った。1万年の歴史を持つ彼らの生活を描き出す『ヤノマミ』は、「生と死の価値観の差異」や「先住民と文明との関係の難しさ」を突きつける
あわせて読みたい
【理解】小野田寛郎を描く映画。「戦争終結という現実を受け入れない(=認知的不協和)」は他人事じゃ…
映画『ONODA 一万夜を越えて』を観るまで、小野田寛郎という人間に対して違和感を覚えていた。「戦争は終わっていない」という現実を生き続けたことが不自然に思えたのだ。しかし映画を観て、彼の生き方・決断は、私たちと大きく変わりはしないと実感できた
あわせて読みたい
【認識】「固定観念」「思い込み」の外側に出るのは難しい。自分はどんな「へや」に囚われているのか:…
実際に起こった衝撃的な事件に着想を得て作られた映画『ルーム』は、フィクションだが、観客に「あなたも同じ状況にいるのではないか?」と突きつける力強さを持っている。「普通」「当たり前」という感覚に囚われて苦しむすべての人に、「何に気づけばいいか」を気づかせてくれる作品
あわせて読みたい
【差別】才ある者の能力を正しく引き出す者こそ最も有能であり、偏見から能力を評価できない者は無能だ…
「偏見・差別ゆえに、他人の能力を活かせない人間」を、私は無能だと感じる。そういう人は、現代社会の中にも結構いるでしょう。ソ連との有人宇宙飛行競争中のNASAで働く黒人女性を描く映画『ドリーム』から、偏見・差別のない社会への道筋を考える
あわせて読みたい
【アート】「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」(森美術館)と「美術手帖 Chim↑Pom特集」の衝撃から「…
Chim↑Pomというアーティストについてさして詳しいことを知らずに観に行った、森美術館の「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」に、思考をドバドバと刺激されまくったので、Chim↑Pomが特集された「美術手帖」も慌てて買い、Chim↑Pomについてメッチャ考えてみた
あわせて読みたい
【誤解】世界的大ベストセラー『ファクトフルネス』の要約。我々は「嘘の情報」を信じ込みやすい
世界の現状に関する13の質問に対して、ほとんどの人が同じ解答をする。最初の12問は不正解で、最後の1問だけ正答するのだ。世界的大ベストセラー『ファクトフルネス』から、「誤った世界の捉え方」を認識し、情報を受け取る際の「思い込み」を払拭する。「嘘の情報」に踊らされないために読んでおくべき1冊だ
あわせて読みたい
【情熱】映画『パッドマン』から、女性への偏見が色濃く残る現実と、それを打ち破ったパワーを知る
「生理は語ることすらタブー」という、21世紀とは思えない偏見が残るインドで、灰や汚れた布を使って経血を処理する妻のために「安価な生理用ナプキン」の開発に挑んだ実在の人物をモデルにした映画『パッドマン 5億人の女性を救った男』から、「どう生きたいか」を考える
あわせて読みたい
【真実?】佐村河内守のゴーストライター騒動に森達也が斬り込んだ『FAKE』は我々に何を問うか?
一時期メディアを騒がせた、佐村河内守の「ゴースト問題」に、森達也が斬り込む。「耳は聴こえないのか?」「作曲はできるのか?」という疑惑を様々な角度から追及しつつ、森達也らしく「事実とは何か?」を問いかける『FAKE』から、「事実の捉え方」について考える
あわせて読みたい
【窮屈】日本の生きづらさの元凶は「失敗にツッコむ笑い」。「良し悪し」より「好き嫌い」を語ろう:『…
お笑い芸人・マキタスポーツが、一般社会にも「笑いの作法」が染み出すことで息苦しさが生み出されてしまうと分析する『一億総ツッコミ時代』を元に、「ツッコむ」という振る舞いを止め、「ツッコまれしろ」を持ち、「好き/嫌い」で物事を語るスタンスについて考える
あわせて読みたい
【社会】学生が勉強しないのは、若者が働かないのは何故か?教育現場からの悲鳴と知見を内田樹が解説:…
教育現場では、「子どもたちが学びから逃走する」「学ばないことを誇らしく思う」という、それまでには考えられなかった振る舞いが目立っている。内田樹は『下流志向』の中で、その原因を「等価交換」だと指摘。「学ばないための努力をする」という発想の根幹にある理屈を解き明かす
あわせて読みたい
【誠実】想像を超える辛い経験を言葉にするのは不可能だ。それを分かってなお筆を執った作家の震災記:…
旅行者として東日本大震災で被災した小説家・彩瀬まるは、『暗い夜、星を数えて 3.11被災鉄道からの脱出』でその体験を語る。「そんなこと、言わなければ分からない」と感じるような感情も包み隠さず記し、「絶望的な伝わらなさ」を感じながらも伝えようと奮闘する1冊
あわせて読みたい
【助けて】息苦しい世の中に生きていて、人知れず「傷」を抱えていることを誰か知ってほしいのです:『…
元気で明るくて楽しそうな人ほど「傷」を抱えている。そんな人をたくさん見てきた。様々な理由から「傷」を表に出せない人がいる世の中で、『包帯クラブ』が提示する「見えない傷に包帯を巻く」という具体的な行動は、気休め以上の効果をもたらすかもしれない
あわせて読みたい
【誤り】「信じたいものを信じる」のは正しい?映画『星の子』から「信じること」の難しさを考える
どんな病気も治す「奇跡の水」の存在を私は信じないが、しかし何故「信じない」と言えるのか?「奇跡の水を信じる人」を軽々に非難すべきではないと私は考えているが、それは何故か?映画『星の子』から、「何かを信じること」の難しさについて知る
あわせて読みたい
【実話】人質はなぜ犯人に好意を抱くか?「ストックホルム症候群」の由来である銀行強盗を描く映画:『…
「強盗や立てこもり事件などにおいて、人質が犯人に好意・共感を抱いてしまう状態」を「ストックホルム症候群」と呼ぶのだが、実はそう名付けられる由来となった実際の事件が存在する。実話を基にした映画『ストックホルムケース』から、犯人に協力してしまう人間の不可思議な心理について知る
あわせて読みたい
【排除】「分かり合えない相手」だけが「間違い」か?想像力の欠如が生む「無理解」と「対立」:映画『…
「共感」が強すぎる世の中では、自然と「想像力」が失われてしまう。そうならないようにと意識して踏ん張らなければ、他人の価値観を正しく認めることができない人間になってしまうだろう。映画『ミセス・ノイズィ』から、多様な価値観を排除しない生き方を考える
あわせて読みたい
【希望】貧困の解決は我々を豊かにする。「朝ベッドから起きたい」と思えない社会を変える課題解決:『…
現代は、過去どの時代と比べても安全で清潔で、豊かである。しかしそんな時代に、我々は「幸せ」を実感することができない。『隷属なき道』をベースに、その理由は一体なんなのか何故そうなってしまうのかを明らかにし、さらに、より良い暮らしを思い描くための社会課題の解決に触れる
この記事を読んでくれた方にオススメのタグページ
ルシルナ | 映画と本の感想ブログ
理不尽・ストレス・イライラする【本・映画の感想】 | ルシルナ | 映画と本の感想ブログ
「理不尽だなー」と感じてしまうことはよくあります。クレームや怒りなど、悪意や無理解から責められることもあるでしょうし、多数派や常識的な考え方に合わせられないとい…
タグ一覧ページへのリンクも貼っておきます
ルシルナ | 映画と本の感想ブログ
記事検索(カテゴリー・タグ一覧) | ルシルナ | 映画と本の感想ブログ
ルシルナは、4000冊以上の本と500本以上の映画をベースに、生き方や教養について書いていきます。ルシルナでは36個のタグを用意しており、興味・関心から記事を選びやすく…
コメント