子どもの頃から、家族との関わりには色々と苦労してきました。別に辛い扱いを受けていたわけではありませんが、「家族だから」という理由で様々な「当たり前」がまかり通っている状況に、小学生ぐらいの頃からずっと違和感を覚えていました。「しんどい」「合わない」など様々な感情を抱くであろう「家族」に対する悩みについて、4000冊以上の本を読み、500本以上の映画を見て考えたことをベースに書いていきます。
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人生うまくいかない・生きづらい【本・映画の感想】
【あらすじ】原作未読のまま観た映画『モンテ・クリスト伯』は予想を超えるほど面白い復讐劇
映画『モンテ・クリスト伯』を原作未読でストーリーを一切知らないまま観に行ったが、「まさかこんなどエンタメだなんて!」と驚かされるぐらい面白い作品だった。3時間があっという間に感じられる凄まじい物語である。狂気的な復讐劇がメインのストーリーであり、その壮大で豪華絢爛な設定・構成に驚かされてしまった -
人生うまくいかない・生きづらい【本・映画の感想】
【絶望】映画『佐藤さんと佐藤さん』は、どちらも悪くないのに悪化していく関係性をリアルに抉る(監督:天野千尋、主演:岸井ゆきの、宮沢氷魚)
映画『佐藤さんと佐藤さん』は、「どちらもメチャクチャ悪いわけではないのに、些細な出来事の積み重ねでどんどん関係性が悪化してしまうカップル」を絶妙なリアルさで描き出す物語である。好き同士で付き合って結婚し、最後までお互いを想い合っていたはずなのに、結局すれ違ってしまうのって、ホントに寂しいし残酷だなと思う -
社会の知見を広げる【本・映画の感想】
【性】映画『消滅世界』が描く、「家族とはSEXしない」という狂気的かつリアルな近未来(監督:川村誠、原作:村田沙耶香、主演:蒔田彩珠、栁俊太郎)
映画『消滅世界』は、「子どもはほぼ人工授精で授かる」「家庭にSEXを持ち込むことはタブー」とされる近未来を舞台にした物語である。多くの人は恐らく、本作で描かれる設定・展開・価値観を「狂気的」だと感じるのだろうが、私はかなり親和性を抱かされたし、特に若い世代には同じように感じる人も増えているのではないかと思う -
コミュニケーション・分かり合えない【本・映画の感想】
【無二】映画『急に具合が悪くなる』は圧巻だった。2人の女性の出会いが世界を静かに鳴動させる(監督:濱口竜介、主演:ヴィルジニー・エフィラ、岡本多緒、長塚京三、黒崎煌代)
映画『急に具合が悪くなる』は、3時間16分を感じさせない素晴らしい作品だった。「2人の女性が出会い、変わっていく」というシンプルな物語で、これと言って大きな出来事が起こったりもしないが、最後まで惹きつける力がとても強い。カンヌ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞した主演2人も、黒崎煌代・長塚京三もとにかく見事だった -
社会の知見を広げる【本・映画の感想】
【狂乱】冤罪はこうして作られた。映画『揺さぶられる正義』が追う「揺さぶられっ子症候群」の真実
映画『揺さぶられる正義』は、虐待が「揺さぶられっ子症候群(SBS)」を誘発し幼児の命を奪ったとして多数の両親・祖父母が逮捕・起訴された事件を扱ったドキュメンタリー映画だ。本作を観れば、「誰もが無実の罪で逮捕される可能性がある」と実感できるだろう。司法だけではなく、医療・マスコミの問題をも明らかにする意欲作 -
教養を身につける【本・映画の感想】
【衝撃】映画『アイム・スティル・ヒア』が描く、ブラジル軍事政権下での国家による殺人。酷すぎる
映画『アイム・スティル・ヒア』は、軍事政権下でのブラジルを舞台にした実話ベースの物語である。「国が拷問などで2万人以上を殺した」という衝撃的な事実を、残された家族視点で描き出していく。「国が逮捕事実すら否定する」という状況の中、夫不在の日常を生きざるを得なかった妻エウニセの強さと葛藤が印象的だった




