社会の知見を広げる【本・映画の感想】
【信念】「断らない救急」「究極の社会奉仕」である名古屋掖済会病院救急医療センターを描く映画:『その鼓動に耳をあてよ』(監督:足立拓朗)
映画『その鼓動に耳をあてよ』では、開院以来ずっと「断らない救急」というモットーを掲げ続ける名古屋掖済会病院の救命救急センター(ER)に密着したドキュメンタリー映画だ。私はまず何よりも「心理的安全性が確保された職場」に感動したし、その上で、「社会問題への対応も含めた辛い労働環境」の現実に圧倒させられてしまった コンプレックス・ネガティブ・自己嫌悪【本・映画の感想】
【虚像】映画『マリリン・モンロー 私の愛しかた』は、本名であるノーマ・ジーンの実像に焦点を当てる
映画『マリリン・モンロー 私の愛しかた』は、あまりにも不遇な幼少期を送らざるを得なかったノーマ・ジーン(本名)が、様々な紆余曲折を経て世界的なアイコンになるまでの人生を深堀りするドキュメンタリー映画である。誰もが知る存在の「誰も知らない実像」が垣間見える、なかなかに興味深い作品だった 人生うまくいかない・生きづらい【本・映画の感想】
【狂気】日本開催の世界柔道がモデルの映画『TATAMI』は、上映禁止、関係者全員亡命の衝撃作
2019年に日本武道館で実際に起こった出来事を元にした映画『TATAMI』は、柔道の世界を舞台に「イランという国の異常さ」を炙り出す物語だ。自国のトップ選手に「イスラエルの選手と対戦する可能性があるから棄権しろ」と命じるイランのお偉方の考えは理解不能だし、こんな狂気を当然のように押し通そうとする国家には恐怖しかない 社会の知見を広げる【本・映画の感想】
【不可能】映画『カウントダウン』は、我々日本人が”運良く”経験せずに済んだ最悪な事態を描く(主演:アンディ・ラウ)
映画『カウントダウン』は、私たち日本人にとっては「本当にあり得たかもしれない現実」を描き出す物語で、まずはそのリアリティに圧倒された。「香港が壊滅するかもしれない」という状況に対処する対策本部の混乱や現場の消防隊員の奮闘を描きながら、人間ドラマをふんだんに盛り込んだ、エンタメとしても面白い1作 教養を身につける【本・映画の感想】
【信念】原爆の機密情報をソ連に横流しした超天才物理学者テッド・ホールの数奇な生涯を追う映画:『原爆スパイ』
映画『原爆スパイ』は、最年少でマンハッタン計画に参加した天才物理学者であり、ソ連に原爆の最重要機密情報を横流しした人物でもあるテッド・ホールに焦点を当てたドキュメンタリー映画だ。早い段階で「アメリカだけが核兵器を保有する世界は危険だ」と直観し、自らの判断で行動を起こした彼の数奇な人生が描かれる コンプレックス・ネガティブ・自己嫌悪【本・映画の感想】
【想い】映画『水の中で深呼吸』を観て「自分の中の『好き』を確認する作業」について考えさせられた(監督:安井祥二、主演:石川瑠華、中島瑠菜、倉田萌衣、佐々木悠華、松宮倫)
映画『水の中で深呼吸』は、「『同性』に向いた感情は『好き』ってことでいいのか?」と確認する作業を丁寧に描写する場面が多く、「確かにそういうステップは存在し得るよな」と感じさせられた。「他者の評価が気になる」「自分の感覚を他者に押し付けない」といった現代性が反映された繊細な人間関係や葛藤が実に興味深い作品

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