このブログは、本と映画をベースに考えたことを綴っていますが、ここでは記事の中で取り上げた映画(フィクション)についてまとめています。
-
コンプレックス・ネガティブ・自己嫌悪【本・映画の感想】
【想い】映画『水の中で深呼吸』を観て「自分の中の『好き』を確認する作業」について考えさせられた(監督:安井祥二、主演:石川瑠華、中島瑠菜、倉田萌衣、佐々木悠華、松宮倫)
映画『水の中で深呼吸』は、「『同性』に向いた感情は『好き』ってことでいいのか?」と確認する作業を丁寧に描写する場面が多く、「確かにそういうステップは存在し得るよな」と感じさせられた。「他者の評価が気になる」「自分の感覚を他者に押し付けない」といった現代性が反映された繊細な人間関係や葛藤が実に興味深い作品 -
社会の知見を広げる【本・映画の感想】
【壮絶】救命救急を扱う映画『アスファルト・シティ』は、「命」に関する重要かつ不謹慎な問いを突きつける(主演:ショーン・ペン、タイ・シェリダン)
映画『アスファルト・シティ』は、救急救命隊員のリアルな現実を描き出す過程で、「命」についての不謹慎かつ無視できない難しい問いが投げかけられる作品だ。この記事では、作中で描かれる具体的な状況には触れないが、「死んでもいい命はあるか?」と「ミスは責められるべきか?」について考えてみたいと思う -
人生うまくいかない・生きづらい【本・映画の感想】
【変貌】狂気が炸裂する映画『秘顔―ひがん―』は、パク・ジヒョンが魅せる3つの顔に圧倒させられた(主演:ソン・スンホン、チョ・ヨジョン)
映画『秘顔―ひがん―』では、「リアルな存在として成立させるのは困難」に思える主人公の1人であるミジュを、「別人レベルに変貌する」という凄まじい演技で成立させたパク・ジヒョンの存在感に圧倒させられた。全編に渡り「狂気」が炸裂するイカれた作品なのだが、そんな物語がギリギリ成立しているのは彼女のお陰である -
人生うまくいかない・生きづらい【本・映画の感想】
【最高】映画『この夏の星を見る』は、「コロナ禍の青春」という難題への”完璧すぎる正解”だ(監督:山元環、主演:桜田ひより、水沢林太郎、黒川想矢、中野有紗)
映画『この夏の星を見る』は、「コロナ禍の青春を描く」という、「ほぼ不可能」と言ってもいいんじゃないかという難題に対して、「これしかない!」と感じさせるほど完璧な”正解”を突きつける作品だ。「物理的な空間で繋がっている」という実感をもたらす「競技天体観測」をメインに、「最高で、二度と来ないでほしい夏」を描き出す -
生きる気力がない・つまらない・働きたくない【本・映画の感想】
【あらすじ】映画『愛されなくても別に』超良い!毒親からの歪な”愛”に翻弄される少女たちの葛藤(監督:井樫彩、主演:南沙良、馬場ふみか、本田望結)
映画『愛されなくても別に』は、「クソみたいな親」に人生をぶち壊されている3人の少女の日常や葛藤をリアルに描きながら、様々な問いを突きつける作品だ。まったく違う理由で「他者を寄せ付けない雰囲気」を放つ宮田と江永の「出会い」と「その関係性の深化」が素敵で、「この2人だったらずっと観ていられる」と感じるほどだった -
コンプレックス・ネガティブ・自己嫌悪【本・映画の感想】
【狂気】好きだけど詳しくはない『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 序・破・Q』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の感想をまとめてみた
2025年から26年に掛けての「月1エヴァ」という企画を1つの区切りとして、それまでに何度か観てきた新劇場版『序』『破』『Q』『シン・エヴァンゲリオン』などの感想についてまとめてみることにした。同時代にリアルタイムでこれほど弩級の物語に触れられたことはあまりに僥倖だし、本当に素晴らしい体験だったなと思う




