目次
はじめに
この記事で取り上げる映画
出演:黒羽麻璃央, 出演:穂志もえか, 出演:松井玲奈, 出演:安井順平, 出演:冨手麻妙, 監督:山口健人, プロデュース:藤井道人
ポチップ
この映画をガイドにしながら記事を書いていくようだよ
この記事で伝えたいこと
何故この2人の「共依存関係」は成立しているのだろうか?
園田修一が清川莉奈を”必要とする”理由は、ちょっと分かりにくいのではないかと思う
この記事の3つの要点
- 冒頭からしばらくは清川莉奈の「ヤバさ」が描かれるが、次第に園田修一の「ヤバさ」が際立っていく
- 2人の「共依存関係」は恐らく、園田修一が抱いている「劣等感」によって成り立っている
- 清川莉奈を演じた穂志もえかの存在感がとても良かった
現代人が抱え得る「孤独」や「生きづらさ」がとても絶妙に抉られている作品だと思う
自己紹介記事
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これはとても良い映画でした。映画全体に「居たたまれなさ」とでもいうべきものが充満していて、変な表現だけど、映画を観ているだけで「自傷行為をしている」ような感覚になります。どことなく「背徳的な快楽を得ている」みたいな感じがあって、なんとも言えない味わいを醸し出す作品だと思いました。
「グサグサ突き刺される」って感じる作品は多いけど、この映画は「自分で自分をグサグサ突き刺してる」みたいな感じになるっていうか
なんかそういう、ちょっと普通じゃない感じの印象になったよね
また、映画の中盤ぐらいでふと、「ストーリー的に『もうちょい先』まであるといいな」と感じました。映画でも小説でも、「そこで終わるんか」と思ってしまうような作品はあって、その良し悪しについてはそれぞれの感じ方次第ですが、本作の場合、「『もうちょい先』まで描かれてほしい」と感じたのです。そしてちゃんと、その「もうちょい先」のストーリーまであったので、物語的にもとても良かったなと思います。
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園田修一という非常にややこしい人物
物語は、出版社の編集部で働きながら小説家を目指す園田修一と、社会性がちょっと欠けているため何をやってもうまく行かずバイトも何度もクビになってしまう清川莉奈の2人が、ひょんなことから同棲を始めるところから始まります。同棲を始めてからも、修一の方は出版社で働きつつ作家を目指していることに変わりはありません。ただ莉奈の方、出社する修一を見送ってからは何をするでもなくダラダラ過ごしており、そんな対称的な2人が主人公の物語です。
その設定がなんとなく、又吉直樹原作の映画『劇場』に似ているような感じがしました。
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大きく違うのは、「創作する人」と「支える人」の関係性でしょう。映画『劇場』では、男の方が「創作する人」、女性の方が「支える人」という役割分担でしたが、本作『生きててごめんなさい』では、「創作する人」「支える人」がともに園田修一なのです。そしてこの点にこそ、本作のややこしさがあると言えます。
「創作する人」と「支える人」が同一人物の時点で、破綻がほぼ約束されているみたいなところはあるよね
普通に考えて、それがずっと成り立ち続けるとは思えないからなぁ
描かれる関係性は、既存の言葉に当てはめるなら「共依存」になるだろうと思います。私は知識としてなんとなく知っているだけで、実際の「共依存関係」について詳しいわけではありませんが、しかし映画を観て「リアルな共依存関係だなぁ」と感じました。
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しかし普通に考えて、この2人が「共依存関係」になるとは想像しにくいでしょう。映画『劇場』の場合は、「創作する人」と「支える人」が別なので、両者がお互いの何かを必要とし合って「共依存関係」になるのは理解できます。ただ本作の場合、園田修一が清川莉奈に依存するイメージが出来ないはずです。さて、この辺りのことについては少し後で触れるとして、まずは「園田修一」についてもう少し詳しく書いておきたいと思います。
結局のところ、この園田修一っていう人物のヤバさが浮き彫りになる作品なんだよね
園田修一は、傍目には「羨ましい存在」に見えるかもしれません。決して大手ではないものの出版社の編集部で働いていて、さらに「小説家になる」という夢を口にするだけではなくちゃんと追いかけているからです。彼が書いている小説そのものが作中で取り上げられることはないので、それがどの程度のレベルなのかはもちろん分かりません。ただ、その良し悪しを印象づけるシーンはあります。高校時代の文芸部の先輩で、今は大手出版社で有名小説家の担当編集をしている相澤今日子から、
あなたは絶対に「書く側」の人になるんだと思ってた。
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高校時代、私はあなたのファンだったよ。
と言われるのです。彼女がどの程度の本気度でそう口にしているのかは分からないのですが、そう言われた修一が「自分には可能性がある」と感じるのは当然と言えるでしょう。
全然関係ない話だけど、小説の良し悪しを判断するのって難しいよね
映画だと、「役者」「脚本」「衣装」「音楽」など色んな要素を考慮できるけど、小説は「文字」だけの勝負だから、シンプルはシンプルだけど、凄く難しい
園田修一は客観的にはこのような人物に見えるのですが、一方で、それが何なのかはっきり描写されないものの、随所で「何か劣等感を抱いているのだろう」と思わせるような雰囲気もあります。そしてそのことが、彼らの「共依存関係」を成立させているのだろうと感じました。
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園田修一は、劣等感ゆえに清川莉奈を必要とする
映画の話とは全然関係ないのですが、少し前に私自身が経験したあるエピソードについて書こうと思います。
私は、誰もが名前を知っているだろう割と有名な大学を中退していて、その後フリーターから始まりフラフラと適当に仕事をしながら今日まで生きてきた人間です。それで少し前に、大学時代の同じサークルの同期、そして1つ上の先輩合わせて10人程で飲む機会があり、その中に、恐らく大学時代以来一度も会っていないはずの先輩がいました。
それが40歳になる数日前の話だったから、大体20年弱ぶりとかそんな感じのはず
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その先輩は、誰もが名前を知っているだろう有名な企業で働いていて、結婚して子どももいるという、普通に聞けば「幸せで順調そのものの人生」に感じられるはずの人です。一方私は、どちらかと言えば肉体労働に分類されるだろう仕事をしていて、結婚しているわけでもありません。私自身はそれで満足しているのですが、一般的には「負け組」みたいな人生と言っていいでしょう。
さて、そんな私の状況についてその先輩と話をしていたところ、何度も「すげぇな」みたいな反応をされました。これだけ聞くと「馬鹿にされてるだけではないか?」と感じる人もいるでしょうが、あくまで私の体感では、その先輩は割と本心からそんな風に言っていた感じがします。初めこそ、どう考えても「勝ち組」でしかないその先輩が、私の何を「凄い」と感じているのか上手く捉えきれなかったのですが、話をしていると次第に、「自分が歩んできた道のりに、何らかの劣等感を抱いているようだ」ということが分かってきたのです。
その先輩は何度か、「自由で羨ましい」みたいなことを言っていました。もちろんこれは、我々の話を聞いていた人も言っていた通り、「隣の芝生は青く見える」的な話でしかないでしょう。ただその一方でその先輩は、「自分が歩んできた道のりは、本当にこれで正解だったんだろうか?」みたいな疑問を、どうにも拭えずにいるようなのです。
まあ、「分からなくもない」って感じではあったんだけど
しかもこういう話って「贅沢な悩み」と思われがちだからなかなか人に言えなかったりするしね
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その先輩がはっきりそう言っていたわけではありませんが、私の解釈では、「自分は『世間的に幸せだとされていること』を当たり前のように選択してきて、もちろん『幸せじゃない』なんてことはないんだけど、もしかしたら、自分がもっと心から『幸せだ!』と思えるような人生もどこかにあったんじゃないか」みたいに考えているんだと感じました。何か具体的に「こういうことを諦めてしまった」みたいな後悔があるのか、あるいは漠然とした感覚でしかないのかまでは分かりません。どちらにせよ、本人がそう感じてしまうのであれば仕方ないでしょう。ともかく、その先輩と話をして改めて、「『幸せだ』と実感することの難しさ」みたいなものを感じさせられました。
さて、映画の話に戻しましょう。恐らくですが園田修一も、先に紹介した先輩のように、「傍目からは恵まれているように見える状況にありながら、何かしら劣等感を抱いているために、『幸せだ』という感覚を持てないでいる」のではないかと思います。そしてこのことが、2人の「共依存関係」のベースに存在すると私は感じたのです。
こんな風に、「『園田修一が抱える歪み』のみで成立している関係」だから、映画『劇場』以上にややこしいって感じたわ
「歪み」が無くなる方が園田修一にとっては良いはずなんだけど、そうなると清川莉奈との関係が維持できなくなるしね
清川莉奈の「あまりの出来なさ」と、園田修一の「あまりのクズさ」
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さてここで、少し内容の紹介をしておこうと思います。
園田修一は清川莉奈と、彼女がバイトしている居酒屋で知り合った。出会ったその日はまさに、清川莉奈がバイトをクビになった日でもある。なんと通算9度目のクビ宣告だ。彼女はどうしても、社会生活を上手く営むことが出来ない。一般的な人と比べて「出来なさ」が目立ってしまうため、どこに行っても「役立たず」みたいな扱いをされてしまうのである。両親も、娘のことについてはもう諦めているようだ。そんな彼女が、失態を犯してからクビを宣告されるまでを見ていた修一は、彼女と付き合い同棲することに決めた。
園田修一は、実用書やビジネス書をメインで出している出版社の編集部で働いている。ただ、高校時代に文芸部に所属していたほど小説が好きなので、仕事自体はさほど好きになれない。かねてより小説の執筆は続けているのだが、新人賞の締切が近づいている今、原稿はあまり進んでいるとは言えない状態にある。また、敬愛する小説家・多和田彰の講演会をずっと楽しみにしていたのに、同僚のミスを尻拭いしなければならない都合で急遽行けなくなってしまった。修一は、どうにも思い通りにならない状況に、イライラを募らせていく。
一方莉奈は、朝起きて着替えもせずに部屋着のまま修一を駅まで送り、その後は日がな一日、特に何をするでもなく過ごしている。2人が住む部屋のオーナーが、近くでペットショップを経営しているようで、そこで動物と戯れる以外は、一日中ベッドの上で過ごすような毎日を送っているというわけだ。
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園田修一と清川莉奈は、このような関係にある。
莉奈は別に、料理や掃除をするわけでもないから、本当に「ただ部屋にいるだけ」って感じだよね
もちろん、そういう状態を修一が許容しているからこそ2人の関係が成り立ってるわけだし、それ事態は問題ないんだけど
さて、普通に考えれば、「修一が莉奈を”必要とする”理由」は無いように思えるでしょう。社会性が乏しく働くのに向いていないのはともかくとして、家の中のことさえ特に何もやろうとはしません。また、小説の執筆に何か関わったりするわけでもないのです。
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もちろんだからと言って、「清川莉奈はダメだ」などと言いたいわけではまったくありません。先述した通り、修一が莉奈のことを好きだと思っていて、莉奈のそのような状態を修一が許容しているのであれば、他人がとやかく言うことではないでしょう。ここで私が指摘したいと思っているのは、修一が莉奈のことを「必要としている」という点です。お互いがお互いの存在を必要とし、依存し合うからこそ「共依存関係」が成り立つはずでしょう。つまり、莉奈が修一を「必要としている」のは当然として、修一もまた莉奈のことを「必要としている」というわけです。
そして、ここからは私の勝手な解釈ですが、「園田修一が抱いているのだろう『劣等感』」にその理由があるのではないかと思っています。これは、言葉を選ばずに書けば、「『自分よりも下の存在』を必要としている」という意味です。修一が自身の「劣等感」に負けないためには、「『明らかに自分よりも下の存在』が身近にいる」という状況は都合がいいでしょう。そういう意味で修一は、莉奈のことを「必要としている」のだと私は考えているのです。
こういう「共依存関係」は、割と普通にありそうだなって思う
当人同士がそのことに気づいてなさそうなのがまた大変だよね
私のこの解釈が正しいのだとして、修一がそのことを自覚出来ているのかについては判断出来ませんでした。まあ、自覚出来ているかどうかに拘わらず、修一の言動はなかなかにクズなので、どっちだとしても大差はないと言えます。ただ、もし無自覚だった場合、「そのことを自覚した瞬間」に彼が受ける衝撃が倍加するので、修一にとってはより大変だと言えるでしょう。
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本作で描かれるのは、このような「共依存関係」というわけです。
2人が発揮する「ヤバさ」と、清川莉奈を演じた穂志もえかの素晴らしさ
本作は冒頭からしばらくの間、「莉奈のヤバさ」が引き立つような描写が続きます。しかし物語が展開していくにつれて次第に、「修一のヤバさ」の方が際立っていくことになるのです。冒頭から描かれる「莉奈のヤバさ」に引きずられるようにして「園田修一は真っ当だ」と捉えていると、しばらくして頭をガツンとぶん殴られるような転換を強いられることになるでしょう。
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しかも、その「ヤバさ」を自覚できていない可能性もあるから、余計にヤバい
またこの2人については「ズルさ」も描かれるわけですが、「莉奈のズルさ」の方は分かりやすいし、それ故に批判や拒絶もしやすいと言えます。確かにズルいんだけど、なんとなく許容できてしまうような「ズルさ」だと言えるでしょうす。しかし、修一の「ズルさ」はとても分かりにくく、その「ズルさ」に気づいた時には既に、批判も拒絶も封じられてしまっているみたいな状況になっているのです。恐らくそれを計算でやっているということもまた、修一の「ズルさ」だと言えるでしょう。
作中では、修一が莉奈の「ヤバさ」や「ズルさ」に対して、直接的にかなり酷いことを口にする場面があります。しかし、その時点では既に修一の「ヤバさ」「ズルさ」も露呈しているため、彼が莉奈に突きつけた言葉は、そのまま修一自身に向けられるべきだと考えてもいいはずです。つまりこのシーンは、修一が自身のダメな部分を正しく認識出来ていないことを強く示唆する場面だと言えるかもしれません。
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こういうのってホント、理解できない人には一生理解できないからね
理解させようとする努力は無駄なんだなって、20代の頃に気付かされた
映画の中で一番好きなのはラストシーンで、ここで莉奈が口にするセリフは、なんとも言えない奥行きを感じさせるものでした。莉奈のセリフは、翻訳すると「ついて来ないで」という意味になるはずですが、「一緒に」という言葉を入れた上で疑問形にすることで、「ついて来ないで」とはかけ離れた言い方になっている点がとても良かったです。あの時もし、彼女が「ついて来ないで」と口にしていたら、修一はその言葉を無視して彼女を追いかけていたかもしれません。ただこのシーンは、「あんな風に言われたら、もう止まるしかないよな」と感じさせるもので、非常に印象的でした。
役者に関してはとにかく、清川莉奈を演じた穂志もえかが抜群に良かったです。この記事を書くのに調べたところ、映画『窓辺にて』である人物の不倫相手を演じていた人だと分かりました。まったく印象が違っていたので、全然気づかなかったです。
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穂志もえかは、「メチャクチャめんどくさいメンヘラ」である清川莉奈を絶妙に演じていたと思います。なんというか、「本当にそういう性格の人なんじゃないか」と勘違いさせるほど板についていた感じがしました。台詞回しとか行動とかではない、「佇まい」「雰囲気」としか言いようのないレベルで「めんどくささ」を放っていたのが凄かったです。私の中の「注目俳優」のリストに入りました。
同じような感じで、映画『グッドバイ、バッドマガジンズ』の杏花も良かったよね
古川琴音とか山田杏奈もそうだけど、そういう「光る個性」みたいなものを見つけられると嬉しい
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出演:黒羽麻璃央, 出演:穂志もえか, 出演:松井玲奈, 出演:安井順平, 出演:冨手麻妙, 監督:山口健人, プロデュース:藤井道人
ポチップ
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最後に
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個人的には「1年後」の物語ももう少し長く観てみたかった気がします。ただ、本作の終わり方もとても良かったと思うので、別に不満があるとかではありません。
全体的に、とても素敵な作品でした。
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エッセイも多数出版している説家・森博嗣が、読者からの悩み相談を受けて執筆した『自分探しと楽しさについて』は、生きていく上で囚われてしまう漠然とした悩みを解消する力を持っている。どう生きるべきか悩んでしまう若者に特に読んでもらいたい1冊
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『あなたの孤独は美しい』というエッセイでその存在を知ったAV女優・戸田真琴の初監督映画『永遠が通り過ぎていく』。トークショーで「自分が傷つけられた時の心象風景を映像にした」と語るのを聞いて、映画全体の捉え方が変わった。他者のために創作を続ける彼女からの「贈り物」
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「こじらせ」って感覚は、伝わらない人には全然伝わりません。だからこそ余計に、自分が感じている「生きづらさ」が理解されないことにもどかしさを覚えます。AVライターに行き着いた著者の『女子をこじらせて』をベースに、ややこしさを抱えた仲間の生き方を知る
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ルシルナ
孤独・寂しい・友達【本・映画の感想】 | ルシルナ
孤独と向き合うのは難しいものです。友達がいないから学校に行きたくない、社会人になって出会いがない、世の中的に他人と会いにくい。そんな風に居場所がないと思わされて…
ルシルナ
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