私は、子どもの頃から周囲と馴染めなかったり、当たり前の感覚に違和感を覚えることが多かったこともあり、ダイバーシティが社会環境に実装されることを常に望んでいます。考え方や年齢・性別などに関係なく、多様性に満ちた生き方が許容される世の中を実現するために何が必要なのかなどについて、4000冊以上の本と500本以上の映画をベースに書いていきます。
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教養を身につける【本・映画の感想】
【日本開催】「ロン・ミュエク展@森美術館」は超良い!バグったサイズ感がもたらす絶妙な違和感
森美術館で開催中の「ロン・ミュエク展」は、私がこれまでに足を運んだ様々な美術展の中でもトップクラスに素晴らしかった。「圧倒的にリアルな造形」と「あまりにもバグったサイズ感」を有することで、「現実感」と「非現実感」が否応なしに共存するという違和感が強烈だったし、無数の頭蓋骨が無造作に置かれた作品は圧巻である -
生きる気力がない・つまらない・働きたくない【本・映画の感想】
【切実】映画『ミーツ・ザ・ワールド』圧巻!杉咲花の演技は圧倒的だし、人間の描き方が最高(監督:松居大悟、原作:金原ひとみ、主演:杉咲花、南琴奈、板垣李光人、蒼井優、渋川清彦)
映画『ミーツ・ザ・ワールド』は、まずは何よりも主人公・由嘉里を演じた杉咲花が最高すぎました。そしてその上で、「希死念慮を抱えたキャバ嬢・ライを中心に、様々な人物の葛藤や人生観が描かれる」というストーリーも興味深かったです。「見ている世界を永遠に共有できない」ことの絶望に、由嘉里はいかに立ち向かうのか? -
人生うまくいかない・生きづらい【本・映画の感想】
【日記】友人のZINE『点点』(矢口莉子)が紡ぐ「恋愛できなさ」「生き方・働き方」への悩み
『点点(てんふたつ)』(矢口莉子)は、2023年7月からの2年間を綴った日記をベースにした友人のZINEだ。神奈川県・三崎や香川県・豊島などを”転々”とする日常を様々に切り取っているのだが、その中でも「恋愛の受け入れ難さ」と「生き方・働き方への悩み」がメインとなる。進むべき道に悩む人にオススメしたい1冊だ -
コンプレックス・ネガティブ・自己嫌悪【本・映画の感想】
【想い】映画『水の中で深呼吸』を観て「自分の中の『好き』を確認する作業」について考えさせられた(監督:安井祥二、主演:石川瑠華、中島瑠菜、倉田萌衣、佐々木悠華、松宮倫)
映画『水の中で深呼吸』は、「『同性』に向いた感情は『好き』ってことでいいのか?」と確認する作業を丁寧に描写する場面が多く、「確かにそういうステップは存在し得るよな」と感じさせられた。「他者の評価が気になる」「自分の感覚を他者に押し付けない」といった現代性が反映された繊細な人間関係や葛藤が実に興味深い作品 -
人生うまくいかない・生きづらい【本・映画の感想】
【変貌】狂気が炸裂する映画『秘顔―ひがん―』は、パク・ジヒョンが魅せる3つの顔に圧倒させられた(主演:ソン・スンホン、チョ・ヨジョン)
映画『秘顔―ひがん―』では、「リアルな存在として成立させるのは困難」に思える主人公の1人であるミジュを、「別人レベルに変貌する」という凄まじい演技で成立させたパク・ジヒョンの存在感に圧倒させられた。全編に渡り「狂気」が炸裂するイカれた作品なのだが、そんな物語がギリギリ成立しているのは彼女のお陰である -
コミュニケーション・分かり合えない【本・映画の感想】
【人】映画『風たちの学校』は、監督・田中健太の母校・黄柳野高校の“日常”と“異常”を素敵に映す
映画『風たちの学校』は、「不登校などの問題を抱えた子どもたちを受け入れる全寮制の高校」(本作監督の母校でもある黄柳野高校)を舞台に、主に2人の生徒に焦点を当てたドキュメンタリーだ。学校そのものに焦点が当たるわけではないのに、2人の生徒の日常から自然と「黄柳野高校の良さ」が浮かび上がる感じがとても素敵だった




