【全作品読了・視聴済】私が「読んできた本」「観てきた映画」を色んな切り口で分類しました
この記事では、「今まで私が『読んできた本』『観てきた映画』を様々に分類した記事」を一覧にしてまとめました。私が面白いと感じた作品だけをリストアップしていますので、是非本・映画選びの参考にして下さい。
犀川後藤が出版したKindle本についてのまとめ記事です
ブログ「ルシルナ」の犀川後藤が、Kindleで出版した本についての紹介記事をまとめています。「科学エッセイ」「文章術」「コミュニケーション」とテーマはバラバラですが、どれも面白く読んでもらえるのではないかと思っています。Kindle Unlimitedに登録されている方は無料でお読みいただけます。
今まで私が読んできた4000冊の本の中から、女性作家の小説をオススメします。ミステリーから青春小説、エッセイまで、女性作家の作品だけを集めてみました。是非本選びの参考にして下さい。
感想記事がある本と無い本がありますが、その理由については以下の記事にまとめました。気になる方は読んでみて下さい。
「読了済なのに、本ブログ内に感想記事が無い本」が存在する理由
この記事では、「当ブログ『ルシルナ』内に、『読んで面白かった本』の記事が無い理由」についての説明をしています。
目次
女性作家のおすすめ小説
あ行の作家
朝比奈あすか
【壮絶】本当に「美人は得」か?「美しさ」という土俵を意識せざるを得ない少女・女性たちの現実:『自…
美醜で判断されがちな”ルッキズム”の世の中に刃を突きつける小説『自画像』。私自身は、「キレイな人もキレイな人なりの大変さを抱えている」と感じながら生きているつもりだが、やはりその辛さは理解されにくい。私も男性であり、ルッキズムに加担してないとはとても言えない
有川浩
【私が読了済のもののみ】有川浩のおすすめ小説【随時更新】
この記事では、有川浩のおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『空の中』です。是非本選びの参考にして下さい。
ポチップ
ポチップ
アルテイシア
乾ルカ
伊吹有喜
【感想】実業之日本社『少女の友』をモデルに伊吹有喜『彼方の友へ』が描く、出版に懸ける戦時下の人々
実業之日本社の伝説の少女雑誌「少女の友」をモデルに、戦時下で出版に懸ける人々を描く『彼方の友へ』(伊吹有喜)。「戦争そのもの」を描くのではなく、「『日常』を喪失させるもの」として「戦争」を描く小説であり、どうしても遠い存在に感じてしまう「戦争」の捉え方が変わる1冊
内館牧子
【あらすじ】趣味も仕事もない定年後の「退屈地獄」をリアルに描く内館牧子『終わった人』から人生を考える
映画化もされた『終わった人』(内館牧子)は、「定年後の人生の退屈さ」を真正面から描く小説。仕事一筋で生きてきた主人公が、定年を迎えたことで無為な日々を過ごすことになるのですが、今の時代、このような感覚はもしかしたら、若い世代にも無縁とは言えないかもしれないとさえ感じました
小川洋子
【私が読了済のもののみ】小川洋子のおすすめ小説【随時更新】
この記事では、小川洋子のおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『猫を抱いて象と泳ぐ』です。是非本選びの参考にして下さい。
恩田陸
【あらすじ】天才とは「分かりやすい才能」ではない。前進するのに躊躇する暗闇で直進できる勇気のこと…
ピアノのコンクールを舞台に描く『蜜蜂と遠雷』は、「天才とは何か?」と問いかける。既存の「枠組み」をいとも簡単に越えていく者こそが「天才」だと私は思うが、「枠組み」を安易に設定することの是非についても刃を突きつける作品だ。小説と映画の感想を一緒に書く
か行の作家
角田光代
かげはら史帆
【実像】ベートーヴェンの「有名なエピソード」をほぼ一人で捏造・創作した天才プロデューサーの実像:…
ベートーヴェンと言えば、誰もが知っている「運命」を始め、天才音楽家として音楽史に名を刻む人物だが、彼について良く知られたエピソードのほとんどは実は捏造かもしれない。『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』が描く、シンドラーという”天才”の実像
桂望実
加納朋子
木爾チレン
桐野夏生
【私が読了済のもののみ】桐野夏生のおすすめ小説【随時更新】
この記事では、桐野夏生のおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『ダーク』です。是非本選びの参考にして下さい。
窪美澄
【諦め】母親の存在にモヤモヤを抱えた人生から、「生きてさえいればいい」への違和感を考える:『晴天…
生まれ育つ環境を選ぶことはできません。そして、家族との関わりや家庭環境は、その後の人生に大きな影響を及ぼします。努力するスタートラインにも立てないと感じる時、それでも前進することを諦めてはいけないのかを、『晴天の迷いクジラ』をベースに書く
さ行の作家
桜庭一樹
白河三兎
【覚悟】人生しんどい。その場の”空気”から敢えて外れる3人の中学生の処世術から生き方を学ぶ:『私を知…
空気を読んで摩擦を減らす方が、集団の中では大体穏やかにいられます。この記事では、様々な理由からそんな選択をしない/できない、『私を知らないで』に登場する中学生の生き方から、厳しい現実といかにして向き合うかというスタンスを学びます
瀬尾まいこ
【私が読了済のもののみ】瀬尾まいこのおすすめ小説【随時更新】
この記事では、瀬尾まいこのおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『天国はまだ遠く』です。是非本選びの参考にして下さい。
た行の作家
高村薫
日明恩
多和田葉子
千早茜
辻村深月
【私が読了済のもののみ】辻村深月のおすすめ小説【随時更新】
この記事では、辻村深月のおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『名前探しの放課後』です。是非本選びの参考にして下さい。
【考察】世の中は理不尽だ。平凡な奴らがのさばる中で、”特別な私の美しい世界”を守る生き方:『オーダ…
自分以外は凡人、と考える主人公の少女はとてもイタい。しかし、世間の価値観と折り合わないなら、自分の美しい世界を守るために闘うしかない。中二病の少女が奮闘する『オーダーメイド殺人クラブ』をベースに、理解されない世界をどう生きるかについて考察する
豊島ミホ
【私が読了済のもののみ】豊島ミホのおすすめ小説【随時更新】
この記事では、豊島ミホのおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『檸檬のころ』です。是非本選びの参考にして下さい。
な行の作家
中原みすず
中脇初枝
【呪縛】「良い子」に囚われ人生苦しい。どう見られるかを抜け出し、なりたい自分を生きるために:『わ…
「良い子でいなきゃいけない」と感じ、本来の自分を押し隠したまま生きているという方、いるんじゃないかと思います。私も昔はそうでした。「良い子」の呪縛から逃れることは難しいですが、「なりたい自分」をどう生きればいいかを、『わたしを見つけて』をベースに書いていきます
西加奈子
【抵抗】西加奈子のおすすめ小説『円卓』。「当たり前」と折り合いをつけられない生きづらさに超共感
小学3年生のこっこは、「孤独」と「人と違うこと」を愛するちょっと変わった女の子。三つ子の美人な姉を「平凡」と呼んで馬鹿にし、「眼帯」や「クラス会の途中、不整脈で倒れること」に憧れる。西加奈子『円卓』は、そんなこっこの振る舞いを通して「当たり前」について考えさせる
西川美和
【あらすじ】家族ってめんどくさい……。それでも、あとから後悔せずに生きるために、今どう生きるか:小…
人が死んでも「悲しい」と感じられない男に共感できるか?(私はメチャクチャ共感してしまう) 西川美和の『永い言い訳』をベースに、「喪失の大きさを理解できない理由」と、「誰かに必要とされる生き方」について語る
額賀澪
【私が読了済のもののみ】額賀澪のおすすめ小説【随時更新】
この記事では、額賀澪のおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『風に恋う』です。是非本選びの参考にして下さい。
【肯定】価値観の違いは受け入れられなくていい。「普通」に馴染めないからこそ見える世界:『君はレフ…
子どもの頃、周りと馴染めない感覚がとても強くて苦労しました。ただし、「普通」から意識的に外れる決断をしたことで、自分が持っている価値観を言葉で下支えすることができたとも感じています。「普通」に馴染めず、自分がダメだと感じてしまう人へ。
は行の作家
服部真澄
【私が読了済のもののみ】服部真澄のおすすめ小説【随時更新】
この記事では、服部真澄のおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『龍の契り』です。是非本選びの参考にして下さい。
原田マハ
藤崎彩織
【あらすじ】「愛されたい」「必要とされたい」はこんなに難しい。藤崎彩織が描く「ままならない関係性…
好きな人の隣にいたい。そんなシンプルな願いこそ、一番難しい。誰かの特別になるために「異性」であることを諦め、でも「異性」として見られないことに苦しさを覚えてしまう。藤崎彩織『ふたご』が描き出す、名前がつかない切実な関係性
ま行の作家
松浦理英子
三浦しをん
【私が読了済のもののみ】三浦しをんのおすすめ小説・エッセイ【随時更新】
この記事では、三浦しをんのおすすめ小説・エッセイをまとめています。私の一推しは『風が強く吹いている』です。是非本選びの参考にして下さい。
湊かなえ
宮下奈都
【私が読了済のもののみ】宮下奈都のおすすめ小説・エッセイ【随時更新】
この記事では、宮下奈都のおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『羊と鋼の森』です。是非本選びの参考にして下さい。
【感想】努力では才能に勝てないのか?どうしても辿り着きたい地点まで迷いながらも突き進むために:『…
どうしても辿り着きたい場所があっても、そのあまりの遠さに目が眩んでしまうこともあるでしょう。そんな人に向けて、「才能がない」という言葉に逃げずに前進する勇気と、「仕事をする上で大事なスタンス」について『羊と鋼の森』をベースに書いていきます
宮部みゆき
【私が読了済のもののみ】宮部みゆきのおすすめ小説【随時更新】
この記事では、宮部みゆきのおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『ソロモンの偽証』です。是非本選びの参考にして下さい。
【あらすじ】子どもは大人よりずっと大人だ。「子ども扱い」するから、「子どもの枠」から抜け出せない…
宮部みゆき『ソロモンの偽証』は、その分厚さ故になかなか手が伸びない作品だろうが、「長い」というだけの理由で手を出さないのはあまりにももったいない傑作だ。「中学生が自前で裁判を行う」という非現実的設定をリアルに描き出すものすごい作品
村田沙耶香
【感想】世の中と足並みがそろわないのは「正常が異常」だから?自分の「正常」を守るために:『コンビ…
30代になっても未婚でコンビニアルバイトの古倉さんは、普通から外れたおかしな人、と見られてしまいます。しかし、本当でしょうか?『コンビニ人間』をベースに、多数派の人たちの方が人生を自ら選択していないのではないかと指摘する。
や行の作家
柚月裕子
【私が読了済のもののみ】柚月裕子のおすすめ小説【随時更新】
この記事では、柚月裕子のおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『盤上の向日葵』です。是非本選びの参考にして下さい。
【おすすめ】柚月裕子『慈雨』は、「守るべきもの」と「過去の過ち」の狭間の葛藤から「正義」を考える小説
柚月裕子の小説『慈雨』は、「文庫X」として知られる『殺人犯はそこにいる』で扱われている事件を下敷きにしていると思われる。主人公の元刑事が「16年前に犯してしまったかもしれない過ち」について抱き続けている葛藤にいかに向き合い、どう決断し行動に移すのかの物語
わ行の作家
綿矢りさ
【私が読了済のもののみ】綿矢りさのおすすめ小説【随時更新】
この記事では、綿矢りさのおすすめ小説をまとめました。私の一推しは『蹴りたい背中』です。是非本選びの参考にして下さい。
女性作家のおすすめエッセイ
か行の作家
岸本佐知子
北大路公子
な行の作家
中谷美紀
や行の作家
米原万里
ポチップ