人生のほとんどの場面で、「普通」「常識」「当たり前」に対して違和感を覚え、生きづらさを感じてきました。周りから浮いてしまったり、みんなが当然のようにやっていることが上手くできなかったりして、しんどいなと感じることもあるでしょう。そんな状況でどう生きたらいいか悩んでしまいますが、それでも支配から逃れなんとか自由に生きていくために、4000冊以上の本を読み、500本以上の映画を見て考えたことをベースに書いていきます。
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生きる気力がない・つまらない・働きたくない【本・映画の感想】
【切実】映画『ミーツ・ザ・ワールド』圧巻!杉咲花の演技は圧倒的だし、人間の描き方が最高(監督:松居大悟、原作:金原ひとみ、主演:杉咲花、南琴奈、板垣李光人、蒼井優、渋川清彦)
映画『ミーツ・ザ・ワールド』は、まずは何よりも主人公・由嘉里を演じた杉咲花が最高すぎました。そしてその上で、「希死念慮を抱えたキャバ嬢・ライを中心に、様々な人物の葛藤や人生観が描かれる」というストーリーも興味深かったです。「見ている世界を永遠に共有できない」ことの絶望に、由嘉里はいかに立ち向かうのか? -
生きる気力がない・つまらない・働きたくない【本・映画の感想】
【名演】映画『見はらし世代』(団塚唯我監督)凄いな。淡々としてるのに、なんか衝撃的に面白かった(主演:黒崎煌代、遠藤憲一、井川遥、木竜麻生)
映画『見はらし世代』は、物語的には「これといって何が起こるわけでもない」のだが、にも拘らず強く惹きつけられる作品で、凄く良いものを観たなという印象が強く残った。まずは「役者の演技」が圧倒的で、その上で「家族家族していない雰囲気」が絶妙に醸し出されているのが良かったなと思う。26歳の新鋭で、これからが楽しみだ -
人生うまくいかない・生きづらい【本・映画の感想】
【日記】友人のZINE『点点』(矢口莉子)が紡ぐ「恋愛できなさ」「生き方・働き方」への悩み
『点点(てんふたつ)』(矢口莉子)は、2023年7月からの2年間を綴った日記をベースにした友人のZINEだ。神奈川県・三崎や香川県・豊島などを”転々”とする日常を様々に切り取っているのだが、その中でも「恋愛の受け入れ難さ」と「生き方・働き方への悩み」がメインとなる。進むべき道に悩む人にオススメしたい1冊だ -
コミュニケーション・分かり合えない【本・映画の感想】
【恋?】映画『早乙女カナコの場合は』が描く、「自然な自分でいるために隣にいるべき人」の話(監督:矢崎仁司、原作:柚木麻子、主演:橋本愛、中川大志、山田杏奈)
映画『早乙女カナコの場合は』は、「『絶対に選ぶべきじゃない相手』の隣にいる時の自分が一番良い」というややこしさをフルスロットルで描き出す作品だ。長津田はダメ男なのだが、しかしカナコはそんな長津田の隣にいる時こそ自分が最も自然体でいられることを知っている。その場合、あなたなら長津田みたいな人を選ぶだろうか? -
コンプレックス・ネガティブ・自己嫌悪【本・映画の感想】
【虚像】映画『マリリン・モンロー 私の愛しかた』は、本名であるノーマ・ジーンの実像に焦点を当てる
映画『マリリン・モンロー 私の愛しかた』は、あまりにも不遇な幼少期を送らざるを得なかったノーマ・ジーン(本名)が、様々な紆余曲折を経て世界的なアイコンになるまでの人生を深堀りするドキュメンタリー映画である。誰もが知る存在の「誰も知らない実像」が垣間見える、なかなかに興味深い作品だった -
教養を身につける【本・映画の感想】
【信念】原爆の機密情報をソ連に横流しした超天才物理学者テッド・ホールの数奇な生涯を追う映画:『原爆スパイ』
映画『原爆スパイ』は、最年少でマンハッタン計画に参加した天才物理学者であり、ソ連に原爆の最重要機密情報を横流しした人物でもあるテッド・ホールに焦点を当てたドキュメンタリー映画だ。早い段階で「アメリカだけが核兵器を保有する世界は危険だ」と直観し、自らの判断で行動を起こした彼の数奇な人生が描かれる
