
日本は災害大国であり、台風・地震などが頻繁に起こります。また、東日本大震災の際に福島第一原発事故も起こりました。被災地の復興や核廃棄物の安全性など、現在進行系の課題を多く抱えています。私自身は、大規模な災害に遭ったことはありませんが、様々な本を読み、過去の災害時に何が起こっていたのか、現状はどうなっているのかを知るようになりました。それらについて、4000冊以上の本と500本以上の映画をベースに書いていきます。
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【挑戦】東日本大震災における奇跡。日本の出版を支える日本製紙石巻工場のありえない復活劇:『紙つなげ』(佐々涼子)
本を読む人も書く人も作る人も、出版で使われる紙がどこで作られているのか知らない。その多くは、東日本大震災で甚大な被害を受けた日本製紙石巻工場で作られていた。『紙つなげ』をベースに、誰もが不可能だと思った早期復旧の舞台裏を知る -
【勇敢】日本を救った吉田昌郎と、福島第一原発事故に死を賭して立ち向かった者たちの極限を知る:『死の淵を見た男』(門田隆将)
日本は、死を覚悟して福島第一原発に残った「Fukushima50」に救われた。東京を含めた東日本が壊滅してもおかしくなかった大災害において、現場の人間が何を考えどう行動したのかを、『死の淵を見た男』をベースに書く。全日本人必読の書